Hirsinger Tokyo boutique（イルサンジェー 東京ブティック）

表参道にある最高級ショコラブティック「Hirsinger Tokyo boutique（イルサンジェー 東京ブティック）」をご紹介いたします。

イルサンジェーは、フランスのジュラ地方にあるアルボワという街で1900年に創業した老舗ショコラトリー。
116年という歴史を持つ同ブランドのレシピと技は一子相伝で、一族4代に渡り大切に守り続けられています。

1993年に現当主となった4代目のエドワール・イルサンジェー氏は、伝統を守り続けるだけでなく新たなショコラを生み出すためにチャレンジを続け、1997年に「MOF（フランス国家最優秀技術職人章）」を当時史上最年少で受章。
「MOF」とは、フランス文化の優れた継承者たるにふさわしい高度な技術を持つ職人に授与され、日本における「人間国宝」に相当するものと言われる大変名誉ある称号です。

「【レシピは書くが、作るのは工場の人】では、イルサンジェーブランドである意味が無い。同じレシピでも作り手が異なれば、味も全く変わってしまう。MOFショコラティエである私でしか造れないショコラを、是非堪能してもらいたい。ただ、少量しか造れないので、百貨店やパリへの出店は断り続けている。」とエドワール氏が語るように、イルサンジェーのショコラを購入できるのは、アルボワ本店と表参道にある東京ブティックのみ。
東京ブティックのショーケースには、エドワール氏自らが作り出した珠玉のショコラが並びます。

ショーケースに中には、イルサンジェー初代当主から現当主までの4人のスペシャリテもあります。
時を越え、世代を超えて受け継がれる味わいはそれぞれに個性がありますが、特に目を引くのは2代目創作の「ガレ」。
真っ白なメレンゲに包まれた、一見ショコラとはわからない見た目の「ガレ」は、機械を一切使わず手作業のみで3日間かけて製作される職人技術の結晶です。

イルサンジェーのショコラをお求めになるお客様一人ひとりに、より確実にショコラを楽しんでいただくため、イルサンジェー東京ブティックは「来店予約制」をとっています。
公式サイトから予約状況を確認し、予約ページから申込みをする必要がありますが、「イルサンジェー 東京ブティック」で過ごす1時間はその価値に見合うもの。
一つ一つのショコラを丁寧に説明され、白ワインとのマリアージュを楽しむことができる至福のひとときです。
ブランドカラーである赤と黒でまとめられた店内は、アルボワより取り寄せた調度品やお菓子作りに使用されていた道具がディスプレイされた、落ち着いたシックな雰囲気。
イルサンジェーの世界観に浸りながら、心ゆくまでショコラをチョイスすることができますよ。

店舗の場所は、明治神宮前駅5番出口から徒歩3分。
神宮前交差点から原宿を背にして表参道を進み、キャットストリートを左折。
160m程進んだ左手にあります。

「イルサンジェー 東京ブティック」で、オールハンドメイドから生まれる116年の歴史あるショコラに舌鼓を打って見てはいかがでしょうか？